2012年5月22日 (火)

燕子花といえば(その2)

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つい先日、天皇皇后両陛下がエリザベス女王の即位60周年のお祝いのためにイギリスをご訪問されたことは、毎日そのご様子がTVニュースで流れていたので皆さんご存知ですよね。

で、ウィンザー城で開催されたエリザベス女王主宰の昼食会のご様子を見て、「まぁっ!!素敵っ!!」と思った人はいるだろうか?

控え目に天皇陛下の少し後ろで寄り添っておられる着物姿の皇后陛下。着物は上品な淡いベージュで、帯には金地に燕子花の柄がありましたよ!!皆さんは気付いていましたか?

残念ながらカメラのアングル上、皇后陛下は常に天皇陛下の向こう側にいらっしゃってよく分からなかったのですが、燕子花のお花の配列の様子からすると、多分尾形光琳の燕子花図を帯に写した柄だったように思う。

上品な淡いベージュ・・・日本の色では薄茶色とか象牙色とかいうのかしら、なんとも上品で素晴らしかった。そこに季節感のある燕子花の帯を締めておられる皇后陛下。なんだかとっても誇らしい気持ちになったのでした。

・・・なんてブログに書くこと自体が失礼で申し訳ない気持ちになるのですが、もちろん、そのお姿をアップするなんて出来ませんから、これから咲こうとしている燕子花のお花の写真をアップしておきますね。

2012年5月20日 (日)

燕子花といえば(その1)

Photo燕子花は、昔から多くの日本画のモチーフになっているお花。

有名なところでは国宝の尾形光琳「燕子花図屏風」がある。ピンとこない人も、作品を見たら「あ~!これなら知ってる!見たことあるよ!」と思うはず。

切手の図柄にもなってますよ。写真はその切手ね・・・大阪万博の時の記念切手です・・・古い・・・思いっきり昭和だね~(笑)。

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そして、残念ながら今日で終わりだけど、南青山の根津美術館では尾形光琳の燕子花図の展覧会が開かれていたよ。

根津美術館が所蔵している国宝の「燕子花図屏風」とニューヨークのメトロポリタン美術館の「八橋図屏風」がふたつ一緒にドド~ンと並べてあって、ソファに腰掛けて気のすむまで眺めてられるの。

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rime rime は先月行ってきたけれど、とっても満足度の高い展覧会だった。なんでも、両方の作品が並べられたのは100年ぶりとか。すごいもの見ちゃったよ。

ミュージアムショップでは、光琳の燕子花をモチーフにしたグッズが沢山あって、ついあれこれ買ってしまった。絵葉書に一筆箋・・・この一筆箋は横書きにすると美しいだろな。そして、燕子花の型押しが素敵な懐紙。

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でも、今年の燕子花の時期には使わなかったな・・・来年のこの季節のために楽しみにとっとこ~っと!

2012年5月19日 (土)

性格が表れる

先日の燕子花、珍しく美しく咲きました。おけいこの花材として届く燕子花は硬い蕾のことが多く、お花は咲かずにそのまま終わってしまうことが多い。お花が咲いていない燕子花は、きれいに葉組ができても、あまり風情がなくて魅力的でない。でも、こんな風に咲いてくれると、嬉しくて何度も眺めてしまうよ。

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常々 rime rime はおけいこの時に「生け花にはその人の人柄が表れる。」と言っているのだけれど、先日の大覚寺の勉強会の際にご担当いただいたT先生に言われてしまいました・・・「あなたはきっと、まっすぐで正直な方なのね。すぐに分かります。性格が出るから。」・・・と。

う~ん、それって葉の揉めが足りないということなのか・・・。いや、それでも自分では、今日は揉めすぎたと思っていたのだけれど。

まぁ、確かに私は、どちらかというとまっすぐな性格かもしれないな・・・と妙に納得しちゃう rime rime でした。

2012年5月17日 (木)

燕子花生け納め

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今日は今年度最初の大覚寺の勉強会。例年通り、5月の勉強会は燕子花の葉組のお生花ね。

先日の司所の研究会を欠席してしまったから、今日は何としても行かねば!!

大覚寺の勉強会は1日がかり。午前中は講義で午後が実技なの。お昼御飯は、お弁当持参でもいいし大覚寺の食堂でお坊さんたちと一緒にいただくこともできます。

今日は、上桂駅近くの「パンくま」で美味しいパンを買って行きましたよ。写真は、とっても可愛い「パンくま」のディスプレー。

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今日の燕子花の課題は魚道分けでしたが、おうちに帰って置き釣瓶に生けてみました。

こういう花器を出して、今年も夏が近いことを確認!

2012年5月13日 (日)

6月 大阪教室 おけいこ日程

早くも6月が近づいてきました。今年も半分すぎちゃいますよ。みなさんが年の初めに立てた計画は、着々と進んでいるかしら?

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大阪市 中央区 オフィス街の真ン中、生花教室 rime flower 大阪 本町教室、早くも6月のおけいこ日程が決まりましたよ。

8日(金)・14日(木)・19日(火)・23日(土)・26日(火) 以上の5回になります。みなさん、ご予定に合わせておけいこのご予約をお願いいたします。

そして、今年になってから、まだ目標が見つからずに毎日をすごしているアナタ、一度いけばな教室 rime flower をのぞいてみませんか?生け花はきっと、アナタに今まで知らなかった世界を見せてくれますよ。今まで開けたことのなかったアナタの中のドアをノックしてくれるはず。是非一度いらしてください。rime rime お待ちしてますよ。

写真は、ベトナムのダナン空港からすぐのビーチリゾート「ナム・ハイ」。ヴィラの窓辺に飾ってあったお花は、ヤシの木の向こうから聞こえる波の音と相まってとっても素敵だった。小さな花器に吸水スポンジを入れて、バラの花を短く切って挿してあるだけの簡単なアレンジだったけど、まるでシルクを重ねたような美しいバラがとってもお洒落で目を見張りました。白いお花は、特に夕暮れ時からが一層美しく見えるのよね。

2012年5月11日 (金)

5月11日 大阪教室 生徒さんの作品

生け花教室 rime flower 大阪 本町教室、今日は久しぶりに瓶花のおけいこです。

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写真は、代表でYちゃんの作品です。花材は、五月梅・芍薬・撫子。五月梅は別名バイカウツギ(梅花空木)とも呼ばれています。

このところ上級編のお生花のおけいこが続いたので、今日の瓶花のおけいこは気分的にゆったりしていたのではないでしょうか?

大阪教室でお世話になっているお花屋さん阪神花園さんが、「うちがお花をお世話している教室で、お生花をしてられるのは先生とこくらいのもんですよ!みなさん頑張ってられますね!!」とお声をかけて下さったけれど、ふむふむ・・・そうなのか・・・他の教室では盛花や瓶花の、どちらかというと簡単で楽しい課題しかしないのね。そりゃぁそうだ、難しくて必死になるような課題だと、嫌になって来なくなる生徒さんいるだろうしな。・・・でもね、お生花も華道のうち。いや、お生花こそが華道の真髄かもしれないよ。rime rime は、そういう部分も皆さんにお伝えしたいのよね。

幸い、rime flower の生徒さんたちは、大阪教室でも京都教室でも勉強熱心な人たちばかりだ。一応前もって、その日のおけいこは上級編だとお伝えしておいても、何人もの人が敢えてその日のおけいこを予約して下さるの。これはすごいことだっ!

そう言えば誰だったか「いや~、勉強熱心とか、そんな大げさなもんじゃなくて、ちょっとどんなんかやってみよか~ってノリですけど・・・。」と言ってたけれど、それよっ!それなのよっ!!そのノリが大切なんよっ!!そのノリで続けているうちに、気がついたら生け花の先生になってるって感じなんよっ!ほんま。

2012年5月10日 (木)

5月10日 京都教室の参考作品

GW中に予定してた燕子花の葉組のおけいこを、風邪でお休みさせていただいたので、今日は久しぶりの京都教室のおけいことなりました。

今日は元気で生徒さんをお迎えできたことに感謝しながら、瓶花のおけいこでした。

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花材は、虫狩り・芍薬・薊。虫狩りは、新緑の若葉も白いお花も美しいけれど、秋の実の出来る頃の赤くなる茎もまたきれい。薊は大好きなお花のひとつだけど、水揚げが悪いのが難点。深水に浸けて濡れ新聞でくるんでおくと少しは元気になるのだけれど、すぐに葉や茎が黒ずんでしまうのが困ったところです。お花が元気なうちに手早く生けましょう。

今日は、新緑のこの季節にピッタリの瑞々しく華やかな作品になりましたね。

2012年5月 9日 (水)

想い出とつながっている

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久しぶりにお庭のあちこちに目を向けてみると、rime rime 家のお庭ではいろいろな変化があった。

ひとつは、知らない間に新緑に覆われた花水木の枝に、メジロが巣を作って雛の子育て真っ最中だったこと。去年と全く同じ枝の同じ場所に、去年と同じようにビニール紐の切れ端や苔や小枝で、上手にお椀形の巣ができていた。微かに小さな泣き声が「ピィピィ・・」と聞こえるから、多分いくつかの卵からは雛が孵っている様子。う~ん、なんて平和なんだ。

もうひとつは、今年も美しく十二単が咲いていたこと。毎年この季節に美しいお花をつけるこの十二単は、昨年秋に山中湖へお引っ越しされた京都教室のTさんが、お庭の十二単を植えて下さったもの。十二単は、ずっと同じ場所に植わっていると、だんだん綺麗に咲かなくなってくるらしいけれど、今年は去年よりも美しくて、お花の数も増えているわ。

・・・と美しい紫色を眺めていると、Tさんがおけいこに来て下さっていた頃のことがあれこれ想い出される。確かTさんは、rime rime よりもひと回りくらい年長だったと思うのだけれど、いつも清潔感のある何気ないお洒落をしてられたっけ。そして、本当にいつも朗らかだったな。山中湖の初めての冬は厳しかっただろうけれど、ようやく春を迎えて、またいつものように朗らかに笑ってられる様子が想像できる。お元気かな?

常々思うのだけれど、お花は音楽と同じで想い出を運んできてくれる。

そのお花が咲いていたころに、あんなことがあったっけ・・・と想い出して、あの頃は○○だったな・・・と自分の成長ぶりに少し驚いたり、今のささやかな幸せに感謝したりするんだ。

そうそう、Tさんが山中湖での生活の様子を綴ってられるブログはこちら。「山中湖に移り住んで」http://ameblo.jp/mimosa192/

2012年5月 7日 (月)

ゴールデンじゃなかったGW

早くもGWが終わりましたが、みなさんはいかがお過ごしだったでしょうか?

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いけばな教室 rime flower 大阪 本町教室では、GWの真っ最中5月3日に燕子花(かきつばた)の葉組のお生花をおけいこしました。

上級編では、写真の二花十五葉の縦姿と一花十一葉の横姿を、基礎編ではニ花十一葉の縦姿にチャレンジしていただきました。

GWだというのに意外と(失礼!!)みなさん熱心に参加してくれて、rime rime は嬉しかったのですが・・・その後がいけません。みなさんがお帰りになった後、おけいこの熱気で暑いのか・・・と思ったら熱がありました、はい。黄砂のせいで咳が出ると思っていたけれど、本当は風邪だったみたい。みなさんにうつさなかったかなぁ?

残念ながら翌日の京都教室のおけいこはキャンセルさせていただき、その後は全然ゴールデンじゃない毎日をお布団の中ですごすことになりました。

昨日の、今年度最初の司所研究会も、rime rime は残念ながら欠席。だけど、今年度から研究会デビューの宝塚のCちゃん・高槻のMちゃんは丸1日頑張ってお勉強してくれた様子でした。お疲れさま!!

GWにもかかわらずおけいこに来て下さったみなさん、ありがとうございました。そして、残念ながらおけいこをお休みさせていただいた京都教室のみなさん、大変申し訳ありませんでした。

早く元気になって日常を取り戻した~い!!

2012年5月 2日 (水)

花の名前

4月最後の大阪教室では、お生花の他に盛花・瓶花をおけいこした生徒さんもいらっしゃいましたよ。休日にゆっくりと2花態のおけいこをする人もいて、大阪教室にはいろいろな作品が並びました。

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まずはYちゃんの盛花作品。花材は、丹頂アリウム・ガーベラ・スターチス・ダバリアファン。

以前から rime rime はふざけて、スターチスのことを「たわし」などと呼んでいましたが、Yちゃんが「デッキブラシ」と名づけてくれました。その形状からすると、なるほど!「デッキブラシ」の方がドンピシャだね!・・・と大笑い。

丹頂アリウムは切り口からネギのような臭いがして、みなさん「くさ~いっ!」と大騒ぎでしたが、それもそのはず、アリウムはネギのお友達。ギガンチウムという丸い小花の集まったお花もネギのお友達ね。ついでに、ワケギ・ニンニクなどもみんなお友達です。

そして、丹頂というのは丹頂鶴のアノ丹頂の意味ね。アリウムも鶴も同様に頭のてっぺんが赤いでしょ?

お花の名前で、鳥と関係するものは他にもありますよ。カキツバタも一般には”杜若”と書きますが、いけばなの世界では”燕子花”と書きますね。確かに、その上品なお花は小さな燕が羽を広げたように見えます。そして、ストレリチアは、その形状から極楽鳥花と書きます。

う~ん、お花の名前って面白い!

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そしてこちらがMちゃんの瓶花です。鉄砲百合・デンドロビウムファレノプシス・紅花・丸葉ルスカス。

鉄砲百合のお花が沢山ついているのが気になるところですが、どれもまだ咲いていないからいいでしょう。お花はひとつづつ時間差で咲いていくでしょうから、次のお花が咲く前にひとつづつ切り落としていくと、賑やかすぎない上品な作品になりますね。